2006/12/21

磯竿トップガイドの修理(穂先折れ)



外ガイド竿のトップをよく折りました。

1回折れただけなら、折れた長さにもよりますが簡単に修理できちゃいます。ただし、このページに掲載された内容を元にご自分で修理される場合は、くれぐれも自己責任による作業であることをご理解下さいますようお願いいたします。(インターネットの他のサイトにも詳しい説明が出ていますので是非ご参照下さい。)

5cm以上折れてしまったら:
「1番(穂先)交換」と伝えてメーカー修理に出した方が無難かもしれません。竿の定価によって交換部品の価格は異なりますが、竿本体であれば原則として細い番手(すなわち1番の穂先)の方が安くなっているようです。

4cm折れた場合:
アナタの感性に従って下さい(笑。ワタシだったら・・・費用は惜しいですが、たぶん1番交換修理に出します。竿の保証書はとうに使ってしまい、毎回実費は痛いですが。

※外れたガイドを失くしやすいので、袋などに入れて釣具屋さんへ持参します。

「1番交換」の理由として:
折れたトップが長いほど、竿径の変化の関係により、トップガイドを取り付ける箇所のカーボンを沢山削らなくてはいけないためです。強度面で心配が残ります。また、トップガイドとその次に位置するガイドとの距離が著しく短くなってしまい、見た目にも変ですし、バランスが悪くなるような気がします。

SHIMANOのホリデー磯XT1.5号5.3mを例にとると、トップガイドの竿を差し込む部位の内径は1.2mmです。パーツリストに「MFT 5-1.2 /TOP-G」と記載されており、「5」がガイド径(ラインの通る穴径)を表し、1.2がガイドを設置する箇所の竿外径を表しています。トップガイドの次のガイドを見ると「5-1.5」となっており、たった10cmかそこいら元竿寄りに取り付けるガイド位置で竿径が0.3mmも増えています。

竿のランクとパーツ価格:
SHIMANO製品でしたら、フィッシングウェブサイトのトップからパーツプライスリストというページへのリンクボタンがあります。リンク先ページで自分が直したい竿をクリックすれば交換部品の価格が掲載されています。旧モデルももちろん載っています。

一度、高級な竿の穂先を折ったらどのぐらい費用がかかるのか調べてみましたが、1流メーカーのフラッグシップモデルともなると・・・1番交換だけでワタシの竿が買えてしまいます@_@)

「トップを折らなくなるまで、しばらく高い竿は買えないなあ」、と身の丈を知らされました。

直し方:
1.折れてしまったトップガイドのカーボン部分をペンチなどで掴み、ガイドをライターであぶるなどして中の接着剤を剥がします。
剥がれる時、ロケットのように勢い良くガイドが飛んで来ることがありますので飛び先に人や壊れやすいもの(ガラス製品やPCのモニターなど)がないかどうか確認してから行います。



※あぶる際に、一箇所に集中せずまんべんなくあぶるようにします。カーボンが焦げてしまいます。また、ガイドの方をペンチで掴むと、ペンチへ急速に熱が伝わり、非常に熱くなりますのでご注意下さい。

2.トップガイドを取り付ける箇所をきれいに削ります。
その際、マスキングをして行うことをお奨めします。仕上がりが綺麗になります~。「ささくれ」にならないように、少しづつ、なるべく360°の角度からまんべんなく削っていきます。

トップの次のガイドを回らないように固定しておき、角度をよく見て竿を回転させながら行います。6角形ないし8角形程度をイメージし、1角につき3回ぐらい削ったら竿を少し回転させて、また3回、というように削ります(「ワン・ツー・スリー、はい回して~、ワン・ツー・スリー・・・(笑)」)。

ワタシはカッターの先でこそぐようにしていましたが、1回、ささくれを作ってしまいました。サンドペーパーの方が良いかもしれません。また、削り過ぎには十分ご注意下さい。ガイドを装着してクルクル回ってしまうようだと接着がアマくなる可能性があります。竿先を挿入していく際に若干きつめが良いと思います。

「入らない!」と思ったら強く押し込まないで下さい。無理に押し込むことでもささくれができてしまいます。(竿先を少し丸めることである程度は回避できるかもしれません。)

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※削りカスのカーボン塵を吸い込まないように注意して下さい。濡れティッシュを敷く、こまめに拭く(掃除機で吸う)などしながら行うと良いかもしれません。


3.丁度良い具合に削れたら、瞬間接着剤を竿先に付けて挿入していきます。
はみ出した接着剤をすばやく濡れ雑巾などで拭き取ります。ティッシュで拭くと、くっ付いてしまい見栄えが落ちます。

接着する際の注意点:
1番(穂先)と2番の継ぎ目に節合わせのライン(印)が付いている竿が多いと思いますが、1番の節合わせ印とピタリと合致するように、あらかじめトップガイドの装着位置にアタリを付けておきます。マスキングテープを巻き、マジックで印を付けておくなどすると完璧と思います。

また、トップガイドを接着する前に、1番に使う残りのガイド全てをあらかじめ竿に通していることを確認しておきます。当然ながら、トップを付けた後では通せなくなります~。

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